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執筆者の写真kampo shinsendo

風邪にともなうノドの痛み その4

風邪にともなうノドの痛み その4



のどの痛みを起こす原因――



中医学の考え方肺の機能が停滞するとのどの痛みが引き起こされる



 かぜの初期に起こるのどの痛みは、比較的軽く、ほかの症状とともに一週間ほどで治ってしまいますが、食べ物が飲み込めないほどの痛みがあったり、一か月も症状がとれないこともあります。



 中医学では、のどの痛みがあれば、症状の程度にかかわらず「肺」が必ず関係していると考えます。



 正常な肺は、体内の水分を全身に行き渡らせて発汗させたり、膀胱から尿として排出させたりしています。この働きが乱れると、のどが乾燥して痛みが起こるのです。

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