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  • 執筆者の写真kampo shinsendo

食欲不振 その6

食欲不振 その6


ストレスをとり除き消化器のはたらきを回復する


 怒り・悲しみ・悩み・心配などの感情の急激な変化に対応できないと、全身の活動を調節する肝の「疏泄」というはたらきが低下し、胃のはたらきを乱します。


 この「肝気犯胃」の状態では、胃のはたらきが上に逆流するため、食欲不振のほか、吐き気・嘔吐・ゲップ・しゃっくり・胸の脇の張った痛み・イライラ・抑うつ感・怒りっぽい・ため息・弦を張ったような脈をふれるなどの症状が起こります。


 「療方調律顆粒」と「香蘇散」を合わせ、肝のはたらきを回復しながら胃のはたらきを戻します。

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