◆リノール酸を減らしてα―リノレン酸を多く摂ることがアレルギーを抑制する原理
アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患をコントロールするには、痛み・炎症の元となるプロスタグランディンの生成をいかに抑えるかが問題になります。
プロスタグランディンは「リノール酸→アラキドン酸」という過程を経て作られます。
したがって、生活習慣の中でリノール酸の摂取を控えることが重要です。一方、α―リノレン酸やDHA・EPAを積極的に摂ると必要以上にアラキドン酸が生成されず、炎症系のプロスタグランディンが発生しにくくなるわけです。
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