kampo shinsendo9月23日鼻みず・鼻汁 その2【急性の鼻みず・鼻汁】②風熱 風熱の邪が肺に侵入し、肺経の出入り口である鼻から体内で余った津液が溢れ出すことで、鼻みずとなる病態です。症状は、粘調な鼻みずや鼻汁とともに、強い鼻づまり・咽痛・咽の発赤・口の乾燥・発熱・咳・痰などがみられます。治法は、風熱の邪を発散して除く《疏散風熱》を行います。処方は、桑菊飲・五虎湯・清上防風湯。
【急性の鼻みず・鼻汁】②風熱 風熱の邪が肺に侵入し、肺経の出入り口である鼻から体内で余った津液が溢れ出すことで、鼻みずとなる病態です。症状は、粘調な鼻みずや鼻汁とともに、強い鼻づまり・咽痛・咽の発赤・口の乾燥・発熱・咳・痰などがみられます。治法は、風熱の邪を発散して除く《疏散風熱》を行います。処方は、桑菊飲・五虎湯・清上防風湯。
鼻みず・鼻汁 その1花粉症のシーズンなので、皆さんが困っている 『鼻水・鼻汁』 について今回は勉強してみましょう。 【鼻水・鼻汁】 鼻水・鼻汁は、鼻腔から流出する分泌物で、薄くて透明なものを 鼻水 、粘調で白色・黄色・緑色などを呈するものを 鼻汁 と呼びます。 鼻は呼吸の出入り口なので...
鼻みず・鼻汁 その3【反復性・慢性の鼻みず・鼻汁】 ①肝鬱気滞(かんうつきたい) 季節の変わり目や朝方に鼻みず・くしゃみ・鼻づまりが生じ、それと同時にいらいら・ゆううつ・怒りっぽい・緊張感などを伴います。 精神的ストレスや緊張などで、スムーズに流れていた肝気が鬱滞して肝の疏泄が失調し、肺気...
鼻みず・鼻汁 その4【反復性・慢性の鼻みず・鼻汁】 ②肺胃薀熱(はいいうんねつ) 六淫の邪を繰り返し感受し肺経に残存した邪が化熱したり、味の濃いもの・脂っこいもの・甘いもの・辛辣なもの・酒などの嗜好により胃熱が生じ、肺胃の邪熱が津液を濃縮して鼻汁を発生させる病態です。...